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201807号

フードサービス企業のトップ25

 アメリカのフードサービス企業のトップ25を左の表にリストした。この表で売上額は会社自身の売上で、チェイン店の自社店舗とロイヤリティーとライセンス費の収入などである。この表で分かるように、多くのレストランのチェインがレストラン経営企業あるいは投資会社に属していることである。また、フードサービスにはレストランだけでなくケータリング、空港、学校、病院などの施設、スポーツ、その他の目的のアリーナなどでの食事の提供、公園での食品販売やレストランの経営など幅広いところで食事が提供されている。1番大きなCompass Groupはケータリング、空港、学校、病院などの施設での食事などを提供しており、会社名は一般には知られていない。Aramark, Sodexo社も同様な分野でのフードサービスをおこなっている。17位のAutogrill社はイタリアの会社で、主に空港での食事を提供する会社で、免税店も経営している。このリストを見ると、Starbucksの売上額が多いのは、ほとんどの店が自社店舗であるからで、ハンバーガーのMcDonald'sが少ないのは自社店舗は少なく、フランチャイズが多いからで、この表での売上額は少ない。チェイン店のシステム全体でみるとMcDonald'sがトップでStarbucksは2番目である。McDonald'sに、Chipotle Mexican Grillがかなり近づいてきている。Panda Expressを経営するPanda Restaurant Groupも最近売り上げを伸ばしてきている。15番目のJAB Holdings社はブラジルの会社で、アメリカでは肉会社で最大の会社であるが、この数年間、Panera Breadをはじめ、ベーグルのチェイン、コーヒのチェインを買収して、今ではフードサービスでもアメリカで大きな存在となってきている。


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