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201902号

■一般食品企業情報■

Beyond Food社が小売業者側で農産物廃棄を解決できる食品アップサイクル設備を製造

 小売業者から発生する食品廃棄は、廃棄全体の10% を占める。この問題を解決するためにBeyond Food社が開発した食品アップサイクル設備Zero Waste Pod(Nutrient Upcycle Podとも呼ばれる)は、モジュール方式の可動ユニット(輸送コンテナサイズ)で、経時変化したもののまだ安全に消費できる農産物(果物や野菜)を大規模に且つエネルギー効率が最もよい方法で、栄養価があって貯蔵寿命が延びた粉末に変えることができる。Beyond Food社は、2019年2月からZero Waste Podの製造を開始し、2019年4月までに倉庫に設置して、賞味期限が近い果物・野菜を提供してくれる小売業者を確保したいとしている。Zero Waste Podで作られた粉末は、食品原料成分やスポーツ栄養などの分野での使用をターゲットにしている。同社は、全米科学財団認証のスポーツ栄養ブランド “TDF Sports” 製品(Zero Waste Podで作った粉末を使用)を2018年に発売しており、他のスポーツ栄養ブランドのために、原料成分の提供も行っている。


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