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201903号

■一般食品企業情報■

Kellogg社がコールドシリアルの低調傾向に歯止めがかかったと語る

 すぐに食べられる朝食用のコールドシリアルは、この数年売り上げが落ち続けていた。これは朝食にシリアル以外のバー製品、朝食用クッキー製品、ブリトー製品などが朝食カテゴリーに入ってきたことと、また砂糖が多い傾向があるシリアルは、健康志向が高まるにつれて敬遠されるようになってきているからである。IRI社のデータによると、2018年にはコールドシリアルの市場全体での11月末までの1年間の売上は1.5% 売上額が下がり、特にKellogg社は2.9%、General Millsは0.5%、Quaker Oatsは3.2%、PB製品では6.6% も落ち込んでいた。ただ一社Post社だけが2.1% 売り上げを伸ばしていた。Kellogg社は特にそのシリアル “Honey Smacks” シリアルのサルモネラ菌での汚染で出荷、生産を中止したために売上にも影響が大きかった。
 
 しかしながら、2019年に入ってKellogg社は大人向けの健康的なコールドシリアル “Raisin Bran”, “Min-Wheats” の売上が持ち直して安定化しており、さらにその部門であるKashiの “Kashi by Kids”

と “Go Lean” などの新しい製品が売り上げを取り戻してきており、グラノーラ製品 “Bear Naked” なども売れてきており、2019年にはコールドシリアルの売上は安定したものになるであろうとしている。



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